# YouTube チャンネルを社内の複数人や運用代行会社と運用するときの権限

YouTube Studio の「チャンネルの権限」で、担当者のメールアドレスごとに管理者・編集者・閲覧者などの役割を付けて招待すれば、Google アカウントのパスワードを渡さずに任せられます。外すときは同じ画面でアクセス権を削除します。

更新日: 2026-10-13

YouTube のチャンネルは Google アカウントで管理されます。複数の人で運用するには、パスワードを教える方法のほかに、「チャンネルの権限」で担当者を招待する方法があります。チャンネルの権限は、YouTube Studio(チャンネルの管理画面)にある機能です。招待された人は自分の Google アカウントで入り、所有者が選んだ役割の範囲で操作します。この形は[権限付与](/guides/agency-accounts/what-is-delegated-permission)と呼ばれます。

## パスワードを共有している状態で起きること

YouTube ヘルプは、チャンネルの権限を「パスワードなどの機密性の高いログイン情報を共有するより安全」と説明しています。パスワードを知っている人は、チャンネルの削除や権限の付け外しを含め、所有者と同じ操作をすべてできます。

乗っ取りの入口も、知っている人の数だけ増えます。ヘルプは乗っ取りの原因の例として、ウイルスなどの不正なソフトと、サービスを装ったメールでパスワードを入力させる手口を挙げています。共有していれば、知っている全員のパソコンと受信箱がその入口になりえます。代行会社が管理する Google アカウントから乗っ取られた例もあり、経緯は[代行会社の Google アカウントへの不正アクセスで公式 X と YouTube が乗っ取られた事案](/guides/incidents/agency-google-account-breached)にあります。この例の原因は公表されていません。

## チャンネルの権限の役割

役割は 7 つで、うち 2 つは収益データを見せない制限付きです。次の表は、ヘルプの表から主な操作を抜き出したものです。

| 役割 | 主にできること | できないこと |
| --- | --- | --- |
| 所有者 | チャンネルの削除を含む、すべての操作 | 所有者の役割を他の人に譲ること |
| 管理者 | 権限の管理、動画の作成・公開・削除、ライブ配信の管理 | チャンネルの削除 |
| 編集者 | チャンネル情報の編集、動画のアップロードと公開、ライブ配信の管理 | 公開済みの動画とチャンネルの削除、権限の管理 |
| 編集者(制限付き) | 編集者と同じ | 編集者の制限に加え、収益データの閲覧 |
| 字幕編集者 | 動画の字幕の追加・編集・公開・削除 | 字幕以外の編集とアップロード、収益データの閲覧 |
| 閲覧者 | チャンネルの詳細と収益データの閲覧 | 編集、ライブ配信の管理 |
| 閲覧者(制限付き) | 閲覧者と同じ | 閲覧者の制限に加え、収益データの閲覧 |

管理者は人を追加でき、公開済みの動画も消せます。そのため、決め方の一例として、管理者は社内の責任者に限り、運用代行会社の担当者には編集者を付ける形が考えられます。収益を見せる必要がなければ、制限付きを選べます。

## 招待の手順とブランドアカウントの場合

招待は、所有者か管理者が YouTube Studio で行います。左側の「設定」から「権限」を開き、「招待」を選んで、相手のメールアドレスと役割を指定し「完了」を押します。送った招待は 30 日で期限が切れます。

ブランドアカウントは、複数の人がそれぞれ自分の Google アカウントから共同で管理できるアカウントです。チャンネルがブランドアカウントに結びついている場合は、先に「チャンネルの権限に移行」が要ります。移行は、ブランドアカウントのメインの所有者が行います。それまでのユーザーはチャンネルの権限にコピーされますが、役割を手で設定し直し、招待を送る必要があります。

## 所有者を誰にするか

チャンネルの権限の所有者は、その役割を他の人に譲れません。移すには次の手間がかかるので、所有者は運用代行会社ではなく企業側に置いておくと、契約が終わったときに所有権を移す手続きが要りません。

### 個人の Google アカウントのチャンネル

ブランドアカウントに結びついていないチャンネルでは、そのままでは所有者を変えられません。ヘルプは所有権を移す方法を「権限の設定ですべての役割を削除して、ブランド アカウントに変換します」と書いています。変換したあとは、次のブランドアカウントの手順で移すことになると読めます。

### ブランドアカウントのチャンネル

ブランドアカウントには、チャンネルの権限とは別に、ブランドアカウント自体の役割(メインの所有者・所有者・管理者など)があります。メインの所有者はブランドアカウントの側で移すので、チャンネルの権限を使っている場合は、移す前に権限を外す必要があり、全員を招待し直すことになります。

1. YouTube Studio の「権限」の画面で、チャンネルの権限を無効にする
2. 担当者全員を、ブランドアカウントに招待し直す
3. 移す先の人が、ブランドアカウントの所有者になってから 7 日以上たったあとで、自分をメインの所有者に設定する

メインの所有者が退職するときも、その人の Google アカウントを削除する前に、この手順で移しておく必要があります。ヘルプは、メインの所有者のアカウントを削除するとチャンネルも削除されるとしているからです。ヘルプは、メインの所有者のほかにもう 1 人以上の所有者を置くことも勧めています。

## 外すとき・担当が代わるとき

担当者を外すときは、所有者か管理者が同じ「権限」の画面で、その人の役割の下矢印から「アクセス権を削除」を選びます。担当者は自分の Google アカウントで入っていたので、パスワードを変える作業はありません。

担当交代では、後任が招待に応じてから前任者を削除すると、誰も入れない期間ができません。招待は相手が応じる必要があり、30 日で期限が切れるからです。

外し忘れを防ぐには、権限の一覧を定期的に見る必要があります。誰が権限を持っているか(名前とメールアドレス)を見られるのは、管理者と所有者だけなので、この確認は企業側の責任者が持つ形になります。

それまでパスワードを共有していた場合は、チャンネルの権限に切り替えた時点で、所有者の Google アカウントのパスワードを変えます。変えるまでは、知っている人が所有者として入れるからです。あわせて、所有者のアカウントに 2 段階認証(パスワードのほかにもう 1 つの方法でログインを確かめる仕組み)を設定します。ヘルプは、2 つ目の確認にパスキー(スマホなどの画面ロックで確かめる方式)を選ぶことを勧めています。

## 権限でまかなえないもの

招待された人は、YouTube Music と YouTube Kids アプリを使えず、YouTube API(ほかのツールから YouTube を操作するための仕組み)でもチャンネルを管理できません。そのため、予約投稿や分析の外部ツールをチャンネルにつなぐ操作は、所有者のアカウントが要ると読めます。

この操作のためにパスワードを渡す形は、YouTube ヘルプが避けるよう求めています。乗っ取られたチャンネルの復元の案内で「パスワードやログイン情報を誰とも共有しないでください」と書き、チャンネルへは権限で承認したアカウントから入るよう求めているからです。外部ツールをつなぐ操作は、企業側の所有者が自分で行う分担にします。

記録の面では、招待された人の操作は 2 つに分かれます。動画の公開やチャンネルとしてのコメントはチャンネルの名前で行われ、検索・視聴・購入は担当者自身のアカウントで行われます。どの担当者がチャンネルとして何をしたかを後から確かめる方法は、チャンネルの権限のヘルプには書かれていません。誤投稿のあとに誰の操作かを絞るには、作業の分担と突き合わせることになりえます。


## よくある質問

**運用代行会社に YouTube のパスワードを渡す必要はありますか**

ありません。チャンネルの権限で担当者のメールアドレスを招待すれば、担当者は自分の Google アカウントで入ります。外すときも、パスワードを変える必要はありません。

**運用代行会社の担当者には、どの役割が合いますか**

決め方の一例は編集者です。動画の公開やライブ配信の管理ができ、公開済みの動画とチャンネルの削除、権限の管理はできません。収益を見せないなら編集者(制限付き)を選びます。

**担当者が代わったら何をしますか**

所有者か管理者が「設定」の「権限」で後任を招待し、後任が応じてから前任者のアクセス権を削除します。前任者は自分のアカウントで入っていたので、パスワードを変える作業はありません。

**ブランドアカウントのチャンネルでも使えますか**

使えます。先にメインの所有者がチャンネルの権限へ移行します。ブランドアカウントの既存のユーザーはコピーされますが、役割を設定し直して招待を送る必要があります。

**チャンネルの所有者を別の人に移せますか**

チャンネルの権限の所有者の役割は、そのままでは譲れません。手順はブランドアカウントに結びついているかで分かれ、どちらの場合も、権限をいったん外して全員を招待し直す作業が要ります。

## 参考資料

- [YouTube ヘルプ「チャンネルの権限を管理する」](https://support.google.com/youtube/answer/9481328?hl=ja)
- [YouTube Help「Manage your channel permissions」](https://support.google.com/youtube/answer/9481328?hl=en)
- [YouTube ヘルプ「ブランド アカウントのユーザー アクセス権からチャンネルの権限に移行する」](https://support.google.com/youtube/answer/9367690?hl=ja)
- [YouTube ヘルプ「ブランド アカウントでチャンネルの所有者と管理者を変更する」](https://support.google.com/youtube/answer/4628007?hl=ja)
- [YouTube ヘルプ「ブランド アカウントを管理する」](https://support.google.com/youtube/answer/7001996?hl=ja)
- [YouTube ヘルプ「ハッキングされた YouTube チャンネルを復元する」](https://support.google.com/youtube/answer/76187?hl=ja)
- [YouTube ヘルプ「YouTube チャンネルを保護する」](https://support.google.com/youtube/answer/9701986?hl=ja)

## Junify の場合

**人手で続けると** クライアントごとに渡し方を決め、担当替えのたびに権限を付け外しし、どの担当者がどのクライアントのアカウントを使ったかを媒体ごとに追い続けることになります。

**Junify なら** YouTube ヘルプは、チャンネルには権限で承認したアカウントから入るよう求めているので、権限で運用します。Junify が受け持つのは、同じ担当者が並行して扱う SNS や広告のうち、パスワードを皆で使うアカウントです。導入時にパスワードを変えて Junify だけが持ち、担当者は見ないままログインします。交代のたびに配り直す作業は、割り当て(使ってよい人の指定)を外す操作に変わります。

Junify は、パスワードを渡さずに社内外の担当者へ仕事を任せるためのアクセス管理サービスです。担当者はスマホで本人認証し、カードをクリックするだけで必要なアカウントにログインできます。パスワードは開示されず、誰がいつどのアカウントを使ったかは個人単位で記録されます。

- [登録不要の体験デモを見る](https://www.junify.jp/bpo/try?scenario=marketing-ops)
- [30 分デモを予約する](https://www.junify.jp/bpo/demo)

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